初々11
シロウトTV - SIRO-088
彼女はとてもAVに向いているような性格ではなかった。自分の足で面接には来たものの本人自身もまだどこか躊躇しているようで、しきりに自分にできるのかを不安がっていた。正直こういうタイプの子を撮るのは難しい。やはりやる気のある子のほうが撮影もスムーズに進むし、テンションの高い作品に仕上げることができる。しかし、それでも私は彼女を何とかAVに出演させようと必死に説得した。それほどまでに彼女の胸は魅力的で、私自身、彼女を一目見た時からその巨乳を心置きなく堪能したいという欲求にかられていたのだ。一方の彼女はといえば、面接まで来たは良いものの、いざ自分のAV出演が現実味を帯びてきたところで、直前になって応募したことを少し後悔している様子であった。しかし、彼女には「すぐにでもお金が必要」という応募動機があり、若干後悔をしつつも“出演を断念する"という英断には至ることができないのだった。数ヶ月前、勤めていた会社が突然潰れ、彼女の収入は突然0になった。それまで彼女は、自分がある日突然無職になることなど微塵も疑っていなかったため、貯金などというものは殆どしておらず、毎月給料日前には預金通帳とにらみ合いながら余った給料の使い道をあれこれと思索して悦に入るのが習慣だった。そんな状態で収入源を絶たれれば、日常生活を送ることすら危うくなるのは言うまでもない。就職するにあたって一人暮らしを始める折に背伸びをして借りた2LDKの部屋も、今となっては不必要に広いだけの金のかかる箱に成り下がってしまっていた。現在は派遣のアルバイトでどうにか食いつないではいるものの、とても引越しをするだけの資金など貯まるはずもなく文字通りの「その日暮らし」の生活が続いており、日々変わっていく慣れない仕事に彼女の体力と精神はかなり消耗していた。仕事が終わって帰って寝る。ただ毎日それだけを繰り返し、特に贅沢などもしていないのに、生活は一向に良くならない。地道に稼いだ賃金も、月末になれば家賃と光熱費でその殆どが消えてしまうため、彼女はそのうち預金通帳を見るのも嫌になっていた。せめて引越しをするだけの資金が欲しい。そんな折に友人から紹介された「稼げる仕事」がAVの仕事で、藁にもすがる思いで応募したのだという。彼女の応募動機を聞いた私は、未だ躊躇いの色を見せる彼女をAVに出演させられる確固たる自信があった。そしておそらく、一度出演してしまえば彼女は幾度となくここに足を運んでくるという確信めいた予感すらあった。それほどまでに彼女の心は憔悴しており、今の彼女は短時間で高収入を得られる仕事を心から切望していた。最初の数回は無理をさせずに「できるところまで」ということで撮影し、慣れてきた頃に徐々にハードな内容に路線を変更していく。その頃には、彼女にはもうAV以外の選択肢は無くなっておりどんな内容でも享受するだろう。私は、不安を語る彼女に優しい言葉をかけながら、目の前の巨乳を好き放題弄び尽くすことを想像をして一人興奮していた。
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